指折り数えて、釜揚げシラス

毎年この時期になると、ちょっと気になりソワソワします。「シラスの初漁はいつ頃に」と、徳島県 小松島市 和田島、指東にシラスを毎年届けて頂いてます藤政商店への問い合わせです。その年々、気候状態、お天気任せで,４月下旬〜５月上旬となります。漁に出てもいつも取れるとは限りません。初漁、初網、初収穫、待ちに待ったその釜揚げシラスを味わいたいものです。シラスとは、しらすうなぎ、アナゴの幼魚、いかなごの幼魚等もシラスと言いますが、一般には片口鰯、真鰯の幼魚、体長2センチ位迄の物を言います。生の採れたて、ピチピチ、透き通る白さ時の物をドロメと言いますが、鮮度が命、地元の人しか中々味わえる事ができません。私も食べたことがありません。早朝 、暗いうちからの漁を終え,陸上げされたシラスは、手際良く加工処理され、午後には製品に、夕方には包装、各方面への配送となり、翌朝いちばんのお届けとなります。先日、電話でお聞きしたところ、4月23日に初漁に出かけられるとの事。うまく運べば24日には、店の表に産地直送釜揚げシラス入荷、のお知らせをしますので、是非ご賞味していただきたいと思います。6月一杯までご用意します。その後は5月に収穫した山椒の実と合わせ、ちりめん山椒に焚き上げ、白いあったかいご飯の上乗せとし、ほっこりと頂いてもらいたいと思います。後何日、指折り数えてその日を待ちます。